ドラマ『そして誰もいなくなった』(アガサ・クリスティ)を観て

 

3月25日、26日に先日亡くなった渡瀬恒彦を追悼して

ドラマ『そして誰もいなくなった』(アガサ・クリスティ)がテレ朝にて放送されました。

 

<あらすじ>

 ある日、孤島のホテルに10人の男女が招待される。しかし、なぜこの島に招待されたのか分からず不安に包まれていると、彼らの過去の罪を暴露する“謎の声”が聞こえてくる。10人が互いの過去を探り合う中、突然招待客のひとりが目の前で死亡する。それをきっかけとするように、ひとり、またひとりと招待客が殺されていき…

 

<感想>

 ドラマの最後に明かされる犯人の犯行理由から、イライラさせられる人を「殺したい」と思うことは、人間として「普通」のことなんだと考えさせられました。また、その衝動を「罪悪感」「正義感」で普段は抑えこんでいるのだと教わりました。

 犯人は、ある理由で「罪悪感」「正義感」がなくなり「殺したい人を殺す」ことになりますが、その理由には納得させられるものがありました。

 また、犯人が殺される10人の中にいるのか、それとも別にいるのかも見どころです